2月例会レポート 企業発展の戦略

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平成22年2月18日(木)三条商工会議所にて2月例会が開催されました。
講師には株式会社リンケージM.Iコンサルティング代表取締役であり、一般社団法人新潟県商品開発支援機構理事長も兼務されております長谷川博之氏をお迎えし「企業発展の戦略」をテーマにご講演いただきました。
企業を発展させるためにはどのような「戦略」を実行すればよいのか。その観点から、通常は10時間かけて行われるセミナーの内容をご講演いただきました。

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まず「戦術」と「戦略」の違いについて次のように説明いただきました。

・戦術:目に見えて日々行われている短期的な内容のもの
・戦略:目に見えず長期的な内容のもの
(富士山に登るという例の場合)
・戦術:どんな服装をしていくか・荷物は何を持っていくか・どのような靴を履いていくかなど
・戦略:どのルートで登るか・いつ登るか・誰と一緒に登るかなど(5W1H)

続いて三条市のコンビニエンスストアの配置をスライドで表示し、セブンイレブンの地域密集型出店戦略を挙げていただきました。
セブンイレブン4店舗に対しデイリーヤマザキ1店舗というはっきりとした形で戦略を確認することができました。

次に戦略のない企業はどうなるか?という題目で引越し会社を例に説明いただきました。
社長の命令が「とりあえず何でもよいから契約をとってきなさい」だった場合、様々な客層に対するチラシを作るため効率が悪い。「春から一人暮らしをする学生をターゲットに絞って契約をとってきなさい」だった場合、チラシは1つだけでよいので経費が浮いて効率が良いとのことでした。

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続いて10個の基本戦略を挙げて説明いただきました。

・商品戦略:どんな商品を売るか。
・市場戦略:どんな客層、どんな地域で売るか。
・営業戦略:どのようにして売るか。ネット販売・飛び込み販売・デリバリー販売など。
・集客戦略:どのようにして新しいお客を集めるか。一番難しい部分。
・成約戦略:どのようにして成約(契約)するか。成約率を上げるか。
・客単価戦略:ちょっとでも高いものを買ってもらう。
・購入頻度戦略:どのくらいの頻度で買ってもらうか。
・リピート戦略:どうようにしてリピータを作るか。
・情報戦略:情報・情報技術を利用して売る。
・継続戦略:ぶれずに続ける。一番重要。

10個の内3個の戦略において売上を10%ずつ上げれば、全体の売上が144%上がることになる。分解して考えることが大事だということでした。
そのほか色んな業種の戦略をスライドを使って具体的に説明していただきました。各自企業が参考になる戦略が沢山あり、大変勉強になりました。

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講演の最後に講師から宿題をいただきました。
「あなたの会社が無くなったら困る人はいますか?そしてその理由は何ですか?」
この答えが会社の強みであり理念であるはずで、そしてそれは戦略に利用できるとのことでした。
会社が無くなったら周りが困るような企業を目指して頑張って下さいとの言葉をいただきました。

第1グループ 浅田健吏