去る2月19日に商工会議所にて、「事業継承 世代交代を円滑にするために」をテーマに、講師をお招きして2月例会が行なわれました。
まず、事業承継の大切さについて、事業承継の準備は、早期に着手することがとても重要でとのことでした。その理由は、物的事業承継と人的承継は時間がかかるとのことで、例えば物的事業承継の場合には、株や資産のことになるのである意味、お金で解決できるとはいえ、税金の問題や株式を誰に集中させるかの問題もあるので早めに会社の関係者の方達と話し合う事が必要とのことでした。
また人的事業承継については、これはこれからの会社を支える人材を育てる(人の教育)ということなので、お金では解決できる問題ではなく、例えば会社の後継者を育成する場合、いきなり会社を経営が出来るわけではないので教育には時間をかける、また経営者の後継者だけでなく、それを支える人材の育成にも時間をかける必要があるとのことでした。
更に親族内承継における後継者にとって重要なことについても教えていただきました。
そのポイントは、経営理念と目標を社員に示すこと(会社の存在意義を社員に示す)、そして現場を経験すること、そして会社全体を把握すること(現状の問題点の把握)、決算書を完全に読めること(どこに問題点があるか見抜く)、同じ年代の腹心がいること、この五つということでした。
またこの後継者の腹心については、先代にとっても重要なことで将来に備えて自らの腹心に対して後継者とコミュニケーションをとりつつ後継者を育てるよう指示するだけでなく、腹心の後継者を育てる(自分の後継者のため)ことも会社にとって重要とのことでした。これには、後継者と先代の常日頃からのコミュニケーションが必要不可欠で、お互いに問題点を共有し過去のことを問うのではなく、それをどう対処するか一緒に考えることが重要といわれました。
また質疑応答の時には、この件(事業承継)についてどのように会社の人間に話せばいいのか(きっかけ)、それと会員から資産の現状についての質問(対応策など)なども出て、この例会は事業承継の準備を早めにすることの重要性を再認識できたということもあり、会員のみなさんにとってたいへん有意義な例会になる例会でした。


